2010.03.03 Wednesday
倶楽部作ってくれないかなぁ・・・
先週のことですが
ホメの仲間の新年会ということで
初めての試みでカラオケに行きました。
我が家からはだいぶ遠いところにあるシダックスに行ったのですが
15分くらい早めについてしまって
バス停で一緒になった2人と一緒にドアの前で待っていました。
カラオケの開始時間前から並ぶなんてちょっと恥ずかしい(*´∀`*)と思っていたのですけど
そうでもなくて、そのうちどんどん人が来て10人くらいはいたかと思います。
さて、「開門〜〜!!」って感じでドアが開けられて
私が最初に入っていったのですが
受付カウンターにそれより先に到着したのが
反対側のドアから突進して来た男性ふたり。
凄い勢いで駆けて来て1着、2着取られてしまいました。
西宮えびすの福男じゃないのに・・・と思ったのですけど
そのお二人の男性が一番にチェックインで
私たちは2番目?って思ったら
その人たち別々だったのです。
どちらももう常連さんのようで慣れた感じ。
「○○号室空いてる?」
「ハイ」
「じゃ、そこで1時間、ホットとお水持ってきて」という感じでした。
きっとあの方たちはいつも来て1時間歌って帰るのでしょうね。
私は「いいことだな〜〜(⌒◇⌒)」って思ったのです。
イギリスとかヨーロッパには
仕事を引退した男性たちが登録していて
そこへ行けばいつも知り合いがいて
いろんなゲームや読書や語り合いなどできる
所謂「倶楽部(クラブ)」的なものがあると聞いています。
そうでなかったら、広場で大人が無料でできる
屋外のゲーム・・・ボーリングみたいなのとか
ビー球遊びの大人版みたいなのとか
そんなのができる所があちこちにあるようです。
または、パブのような酒場でカードしたりおしゃべりしたり
音楽を奏でたり歌ったりと
人生の後半を楽しむ所がいろいろあるのですね。
なのに、日本の現状はどうでしょうか?
無趣味で
少ないお小遣いではどこにも行けない
誰とも会わず家に籠っている
所謂濡れ落ち葉的な男性
今世間に山ほどいるようで
先日来、新聞にも記事が掲載されていましたが
意見を募ったら何百通もの女性からの投稿があって
新聞社も驚いていたようです。
人はやはり何処かに、何かに所属して
人間関係を維持していかないと
人としてのあり方を有していけないのではないかと思うのです。
隠遁生活を送っても自分自身をしっかり保持できるような
仙人のような人、そうはいないと思うのです。
これからもっともっと増えると思います、この手の人。
この人たちが難民にならないように
「倶楽部」を作ったらいいのに・・・と思います。
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