

イギリスから来たROCK MUSICAL 「WE WILL ROCK YOU」を見て来ました。
全編「QUEEN」の曲で作られたミュージカルです。
友人の娘さんが以前ロンドンで見て、凄くよかったと言っていたので
梅田芸術劇場まで行って来ました。
運よく7列目が取れたのですが、行ってみるとなぜか座席は最前が4列目からになってて、実際は4列目で見ることができました。
内容はまあまあでした。
ひとりひとりがソロ歌手になっても充分といえるくらい上手くて
パワフルで、ダンスも衣裳もステージ・セットもよかったです。
そして何より、バンドの音がよかった\(*^▽^*)ノ
QUEENの音を再現しようとして、丁寧にやってくれているのがよく解りました。
中でも、曲の題名はわからないけど、
亡くなってしまった数々のロック・スター達のモノクロの画像が次々
バックに写されて、それを悼む感じのバラードが歌われているとき
鳥肌が立って涙が出ました。
エディ・コクラン、エルビス・プレスリーから始まって、ジャニス・ジョップリン、ジミヘン、ジョン・レノン・カート・コバーン、昨年末に亡くなったジェイムス・ブラウンなどなど、そして日本だからでしょうhideや尾崎豊もありました。
でも、またまた「えらい目」に遭ってしまいました(>_<)
というのが、私は左側が通路といういい席でしたが
右となりの女性が、どうもリピーターらしく
始まる前から服をどんどん脱いで、Tシャツ1枚になり
やる気満々で、しょっぱなから劇場じゅうでたったひとり
ずっと頭上で拍手しっぱなし!!(>_<)
しかも英語がわかるらしく、両側に出る訳文より先に大声でこれみよがしに笑うのです。
これ、ひがみじゃないんです。
私も忘れたとは言え一応英米文学専攻してましたから、
少しは解るんですよ。アメリカ英語でなくてイギリス英語だから
凄く解りやすくて、込み入った文章でなかったら解るんだけど
この人、訳文が出る前に少しでも先に笑おう!!って頑張ってるのが見え見えでしかも大声で笑う。って言うか、どこでどんなジョークを言うかを
もう知ってるみたいなのに、大声で笑うんです。
そして、バラードになったら大声で一緒に歌うんです。
GLAYのときにもいるんですよね、こう言う人。
よっぽど「やめて!あんたの歌聞きにきたわけじゃない」って言おうかと思いました。
でも、休憩のときに「うるさくしてすみません」って向こうから謝ってきたので「何度も見てるの?」って聞いたら「15,6回目」ということ。
「じゃあ、ロンドンにも?」
「はい、オーストラリアにも、東京にも」
「ミュージカル好きなの?それともQUEENファン?」
「QUEENファンです」
ということで、追っかけ仲間としては責めるわけにもいかず
仕方ないか・・・と後半も我慢しました。
後半四分の一くらいは、舞台から煽られてみんな立って盛り上がりましたが
結論から言うと、やっぱQUEENの曲はフレディの声で聞きたい!ってことですね。
ストーリー自体はたいしたことなくて、
あちこちに散りばめられてるロックにまつわるジョークは凄く面白かった。
楽曲自体のよさは言うまでも無いので
こういう劇場で大音響でビデオ・ライブ見たほうがフラストレーション溜まらなかったかも。
写真左下のモノクロのチラシは「FREDDIE MERCURY UNTOLD STORY」
というドキュメンタリー映画のです。
2月24日からロードショー。
その上にかすかに見えるのが、買ってきたグッズ、
アッシュ・トレイ、いわゆる灰皿です。
うちは誰もタバコ吸わないから灰皿がなくて
5年に一度くらい喫煙者のお客さんが来て困ることがあるので
買ってみました。
P.S.フレディのフィギュアが飾ってあったので、写メとってきました。