![]() 2008.09.01 Monday
ペットの話
友人・広島(54)がトイ・プードルを貰ったとか。
生後2ヶ月だからまだまだお母さんが恋しい時期。 電話をすると、片時も側から離すことができず、 トイレさえドアを開けていないと ドアの外で鳴く(泣く)のだそうです。 「それって、昔の子育てのときと一緒じゃないの?」 「そうなんよ〜。あの当時を思い出したんやけど また今更あれをやるとは思わなかった。 外にも全然出れんから、もう育児ノイローゼよ・・・」と。 だけど、貰ったからには捨てるわけにもいかず 世話をして2日で後悔したらしい。 買い物にも、喫茶店にも、遊びにも行けず、 ただひたすら、声を外に聞かれないように子犬と過ごす日々。 ペット禁止のマンションなんですから。 さながら、逃亡者か隠者のよう。 私も生き物が好きで、 将来は絶対大好きな大型犬を飼う生活をしたい!!と望んでいたのに、 ペット禁止のマンションを購入してしまったのだから仕方ないし、 時々実家に帰ったり、GLAYで遠征したりするのに やっぱり、手のかかる生き物は飼えない。 だから、両方いいようにはなりはしない。 友人・大阪(53)のおばあちゃんの言葉 「りょうほう良いのは頬かむりだけ」という名言をしっかり身につけております。 電話で愚痴をとうとうと言う広島(54)に 「だって、それわかってて貰ったんでしょう? だけど、遠距離介護もしなくちゃならないのに どうして、そうやって自分で重荷を背負うんだろうね?」と私が言うと 「そうなんよ〜〜〜(T_T)どうして私はいつもこうなんやろう? ひとつ片付くと次の重荷を自分で探し出して背負ってるみたいで・・・(涙)・・・だけど、この子、物凄いおりこうなんよ!! 無駄吠えせんし、おしっこもちゃんとトイレでするし スリッパ齧ったりもせんし・・・ほんと、可愛いんよ〜〜 良い子やわ〜〜〜〜」 って、結局我が子、いや我がペット自慢?(ーー;) 「はいはい」ということで 私は負けずにケータイの待ちうけに住んでる リスモ君の可愛さをひたすら訴えたのでした。 3月に種まきをして、毎朝毎晩楽しそうに水遣りをしていたリスモ君。 7月に大輪のひまわりを咲かせました。 昼間は風にそよぎ、それと一緒に音楽聞いて踊るリスモ君。 夜にはその側でベッドに眠る。 ところが、最近、花が重たすぎで時々下向いていた。 ケータイを開けると、 ひまわりも必死で花を上まで持ち上げていたのだけど 次第にそれもままならず 今朝起きて見たら そのひまわりが二つ折れになって、花が地面に垂れてしまってる(>_<) 葉っぱもしおれて無残な姿。 その側でリスモ君、 ジョーロを片手にしながらも地面に下ろして 花の前に座りこみ、じっと動こうとしない。 ご飯も食べない、音楽も聞かない、おやつも食べてない。 すっかり打ちひしがれている様子で 見ているこっちが悲しくなって来た。 娘にメールしたら「今日一日、そのまんまやで〜」と言う返事。 彼女はことの成り行きを知っていて(先を見てしまったらしい) 「かわいそ過ぎる・・・」と言って来た。 「相当ショックやったんやね」というと 「そりゃそうやろ・・・4ヶ月も育てて来たんやから・・・」と娘。 私も何度みてもかわいそうで、けなげで心が痛む。 「元気だし〜や〜、リスモ」 こう言う時関西弁はいいわ〜。 「元気だしてね」とか「元気だせ」じゃ、 この、そこはかとないニュアンスは伝わらないから。 そう、「元気だし〜や〜、リスモ。お母さんがついてるで〜」って ここまで入れ込んで、もはやペット以上の存在になってるわ。 ![]() |