小径あるけば

ROCK大好き、GLAY大好き、映画、読書大好きな小径が日々の生活の中で、興味を持った色々な物や出来事、感じたことをとりとめもなく書いてしまいます。ルドルフ・シュタイナーやホメオパシー、フラワー・エッセンスなどももっと勉強したいと思っています。スピリチュアルな世界にも興味津々。とにかく楽しく笑って生きて行こう!!よろしかったらコメントして下さいね(^v^)/

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「あなたがパラダイス」
「あなたがパラダイス」平安寿子(たいらあすこ)著 朝日新聞社

グレ友のりょうこさんのお薦めで読んでみました。2日で読了。
いや〜〜!!面白かった〜\(⌒∇⌒)/

内容はどうもジュリー(沢田研二)に関することらしい・・・・とだけを承知で読み始めましたが
テーマは「ジュリーと更年期」(笑)

結構ずっしりと来る部分もあるのですけど
それは話の内容が作り事ではなくて
昨今の私の状況とも非常に重なってくるので
かなりの真実味を感じつつ読みました。

この著者は私と同じ歳で
時代背景から現在の立ち居地などもよくわかります。
あの頃、そう、タイガースが颯爽と世の中に躍り出たのが
私が中学生の時。

私がその頃はビートルズに狂っていたので
同じクラスの女子が
タイガース派とスパイダース派に分かれて争う中で
「ヘン!!あの下手糞グループ!どっちも一緒の芋だわ!」なんて
斜に構えておりました。
私のお気に入りは横浜のR&Bバンド、ゴールデン・カップスでした。
あの頃の中では唯一と言っていいくらい本格的なバンドでしたね。

さて、私がジュリーに注目したのはソロになってからでした。
ジュリー本人が「ギンギラギンギラ一等賞☆」と言っていたくらいの
快進撃で、出す曲出す曲が大ヒットで
たまらなくステキでしたね。

ホームドラマでおばあさん役の樹木希林さんが
壁に貼った巨大なジュリーのポスターの前で
「・・・ジュリーーーーーー!!」と
心底切なげに身をよじるのを
共感しながら見たものです。

なにせ美しかった☆
顔も髪も姿も
そして勿論あの独特の声も。

だけど一連のヒットが終わると
フェイドアウトして行くように
テレビの前から姿を消していき
ドラマや映画に時々顔を出すくらいになりました。

そして次に私が目にしたときのそのお姿は
「ヒェ〜〜〜!!何これ〜〜(>_<)」と言うほど太っていて
正直「みっともないから出ないで欲しい・・・」と思う程。

だけどここ数年、還暦コンサートで
持ち歌全曲を歌いとおしたとか
ワイルドワンズと一緒に新曲出したとかを
ちらほら耳にするようになった訳です。

それでもこの本を読んでびっくりしたのは
ジュリーはずっとずっと新曲を書いて(彼はシンガーソングライターでした・・・知らなかった)
CDだして
ステージも続けていたのだそうです。

彼を愛する確固たるファンが沢山いて
ずっと彼とともに生きていていたなんて・・・知らなかった。

5年前に念願叶ってストーンズのLIVEに行った時
60歳を過ぎてなおワールド・ツアーをやり続けている彼らの姿に
「やり続ける・・・ということはこう言うことだ」と深く感動したのです。

巨大な花火を打ち上げてパッと散っていったビートルズとは
違った生き方を選んだ彼らの40年間は
実に深みのあるものでした。

この本に書かれているファンの心理描写がとても的確で
読んでいて「そうよ、そうよ」と手を叩きたくなるくらい。

「ジュリー」の部分を「GLAY」に変えればそのまま
「私の主張」になってしまいそうなくらいでした(笑)

私にとって、いやこの小説の主人公の女性達にとっても
生きて生活して行く事と
LIVEに行くことは切っても切り離せないことなのに
ファンや追っかけには縁のない友人達に
私は変人扱いにされてる感じ(笑)
こんな友人達に「この本を読みなさい!!」と言ってやりたいくらいです。

しかもここへ来て、実生活での自分の体調
家族の問題、老いていく4人の両親の問題など
あれこれが、考えたら頭がおかしくなりそうなこの現在
こんなことが私の人生に起こってくるなんて(ー_ー;)
これは私にだけ?と思ってしまいそうなときに
この本がやって来たのです。

私だけじゃなかった・・・

調度先週NHKで深夜に「ジュリー・ウィズ・ワイルドワンズ」のLIVEが
放映されたので見ました。

やっぱり太って顔も弛んだジュリーでしたが
歌はぴか一!
そして気づいたのですが
「この人は歳をとって行く事を恥ずかしいと思わないんだ!」と。
これって凄く素敵じゃない?と。

一般人でもアンチエイジングなどといって奔走しているのに
ましてや芸能人で若いときにあれだけ美しかった人だもの
何とかして老いを隠したい!とか若く見えたい!と思って当然なのに
この人は自然に歳を重ねていくことを美しく生きている!!
と感じたのです。

皮膚を無理矢理引っ張ったり、伸ばしたり、注射したり
かつらかぶったり
歯を差し歯にしたり
全然していないのです。

ひとつのことをずっと続けて行き
物事の表面だけしか見ない人達に何と言われようと
自分流で生きて、歳とって行く。

歳をとるといろんなことがあるけれど
それもまたいいじゃない?
みたいな、そんな気持ちにさせてくれました。

男性が読んだらどういう感想があるのかも興味がありますが
女性には是非読んでほしいなぁ・・・と思いました。

りょうこさん、素敵な本を教えてくださってありがとう(⌒∇⌒)


| komichi | - | 15:04 | comments(4) | - |


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