小径あるけば | 萩尾望都

2007.11.01 Thursday

萩尾望都

先週の読売新聞にこんな記事がありました。

「HONライン倶楽部」というコーナーで
毎週、ひとりの作家についての読者の感想を募集して
それを掲載しています。

今週は萩尾望都
導入部分に
「この漫画家の名前を目にして、筆をとらずにいられなかった人は
多かったようです。
募集を開始した途端、どっさり届いたお便りの山。
今回は、「こんなに来たのは初めてだ～」と、
本よみうり堂店長に嬉しい悲鳴を
あげさせた萩尾望都特集です」
とあります。

この方「１９４９年、福岡県大牟田市うまれ」だそうです。
知りませんでした。

支持を集めたのはやはり「ポーの一族」「トーマの心臓」
他には「１１人いる！」「百億の昼と千億の夜」
「スター・レッド」「Marginal」「バルバラ異界」「半神」などなど
題名だけで見ても、どれも読んでみたい！！と思わせられますね。

脚本演出家の倉田淳がコラムで書いています。
「人間の中の善悪は回転する球体のマーブル模様（これは萩尾望都の言葉）、
まさしく登場人物の心情を繊細に奥深く追求してゆく
萩尾作品の真髄を伺ったと思いました」

人間をある一方からだけ見るのでなく
善と悪、光りと闇
などの両面、あるいはあらゆる面から描き出すことが
できるのが本物の作家なのだと思います。

でもそれを読者が読んで
そこに作者の温かな愛情が感じられるかどうか・・・
も大きな点かもしれないですね。

| komichi | - | 14:57 | comments(4) | - |

萩尾望都さんに関しても、語るムーポンです。（笑
やはり大反響なんですね。私のような人が全国にたくさんいるんですね。（笑

以前も書いたと思いますが、「11人いる！」は、私は「続」の方が面白かったです。
あ、そちらだけ読んでも、登場人物の関係がわからないか・・・

「マージナル」は傑作だと思いました。お薦めします。
（「スターレッド」の進化版といった内容かな？）
これも大泣きした作品です。

「人間の両面性」は、確かにそうですね。
そしてそこに「救い」がある。
萩尾作品は素晴らしいですよ。

ニールズヤードの件は、私の勘違いだったみたいです。
青いビンが並んでいるのを見たら、何故か小径さんを思い出し・・・
自分でも不思議です？？？

| muupontm | 2007/11/01 4:53 PM |

muupontmさん＞どんどん語って下さいね(^o^)

今ころ「トーマの心臓」は
すま猫さんからharumamaさん宛に発送された
郵パックの中です（笑）

次はどれを読んだらよいのか・・・なのですが
それより、問題はどうやって手に入れるか？
なんですよね。

muupontmさんが近くにいたら
お互いに本の貸し借りができるのに・・・残念です(T_T)

青い瓶＝小径
これは大正解です！！

子どものころから歯医者の治療台に並べてあった
青い瓶に魅せられたり
注射器の筒でなくて押す方の青い色に見入ったり
ずっと欲しかったです、青いガラス。

今も青い瓶を見ると欲しくてたまらなくなる小径です（笑）

| 小径 | 2007/11/01 8:26 PM |

エ？
↑ってことは、「ニールズヤード」というメーカー以前に、「青い瓶」がポイントだったってことですか？

小径さんの「過去」（笑）を、今ここで初めて知った私。
いよいよ謎は深まるばかり・・・

また関係ない話題ですが・・・
テルミーにTAKUROくんがゲストで来てて、CDの話よりもウケたのが、「桔梗の石田姉妹」でした。

| muupontm | 2007/11/02 8:22 AM |

muupontmさん＞「いよいよ謎は深まるばかり・・・」って
そんなに謎なんですか？私（笑）

テルミーはネット生だったけど
PCの前で１時間見てるのも楽じゃないので
見るのやめました。

ゲストがリーダーだったのなら
あとで聴いてみます。
お知らせありがとう(^o^)

| 小径 | 2007/11/02 8:10 PM |

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