小径あるけば

ROCK大好き、GLAY大好き、映画、読書大好きな小径が日々の生活の中で、興味を持った色々な物や出来事、感じたことをとりとめもなく書いてしまいます。ルドルフ・シュタイナーやホメオパシー、フラワー・エッセンスなどももっと勉強したいと思っています。スピリチュアルな世界にも興味津々。とにかく楽しく笑って生きて行こう!!よろしかったらコメントして下さいね(^v^)/

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「僕はパパを殺すことに決めた」

「僕はパパを殺すことに決めた」~奈良エリート少年自宅放火事件の真実~
草薙厚子 著 講談社

muupontmさんが一気に読んだという「ネグレクト」を探していたのですが
見つけられなくて、同じ本棚にあったこの本に目がとまりました。

昨夜10時くらいから読み始めて夜中の1時まで。
今朝いつもならお弁当を作ったあとに二度寝するところを
せずに続きを読み、ざっと4時間ほどで読了しました。

内容は普通だったら手にいれることのできない
警察での供述調書が殆どで
あいだに著者に私見が入ります。

この草薙厚子という人は
もともとは法務省東京少年鑑別所法務教官をしていたということで
少年を公平な目で見つめることに徹したうえで
少年への愛を、私は感じ取りました。

一般のニュースでは決して伝えられなかったその生育歴や
周りの大人の事情などを細かにあげていくことで
この少年が置かれた環境が
どんなに異常なものであったのか
読んでいて涙が溢れて止まりませんでした。

父親の異常で執拗で激しい暴力に
3歳の頃から日常的に曝され続けて来た少年。
それでもけなげに父の期待に応えようと
文字通り、殆ど何をする時間もなくただひたすら勉強をし続けてきて
そして16歳。

どんなに頑張っても罵倒され、殴られ、蹴られ、
髪の毛を掴んで引きずり回される少年が
次第に現実感のない、浮遊したような世界に生きはじめる
事件までの経過とその後が淡々と描かれています。

人間の種類・・・と言ってはなんですが
かれの亡くなったまま母の両親が
この中で光り輝く存在のように、私には思えました。

是非読んでいただきたい1冊です。


| komichi | - | 20:36 | comments(8) | - |

コメント
こんばんは、本の情報はいつもここでもらっている私(汗)
とても助かっています。

先日、山口県で祖父を殺害した高校生も、彼の両親はお医者さんだったと思います。

子どもは親を選んで産まれてこれません・・心が痛む事件が多いこの頃です。

この本、読んでみますね。


| チョコ | 2007/08/30 12:47 AM |


そう!この本は、新聞広告で見た時からず~っと気になっていました。
しかし事件が「昨年」のことなので、1年も経たない出版を若干疑問視していて、そのままになっていました。
「センセーショナル」なことが売り物の本だったら?とか・・・

小径さんのお薦めとあらば、早速書店で探します。

「ネグレクト」は、反響があるようで、売り切れている書店が多いようです。(近所2軒で在庫切れになってた)

「売り切れ」と言えば、「夜のピクニック」がやっと入荷されました。
それと「自閉症だった私へ」という本、そして「犬と私の10の約束」を購入。
「犬と・・・」は、表紙のワンちゃんが可愛くて思わず手に取り、パラパラ中を見たら・・・なんと函館の写真!
舞台が函館だったのです。
ワンちゃんの写真満載で、それがとにかくカワイイ☆
衝動買いです。

↑という訳で、「鴨川ホルモー」は予算の関係で立ち読み。
格闘技だということがわかりました。(笑
| muupontm | 2007/08/30 8:42 AM |

チョコさん>あの山口の事件も気になっていました。

どんな理由があったか詳細はわからないのですが
単純に考えて、現在の高校生とおじいちゃんが
間にはいる親抜きで同居すること自体が
不可能だと私は思います。

だいだい、うちの娘がその年代だったころだって今だって
じいちゃんばあちゃんとは
一年に1~2回逢うからお互い楽しくしているのであって
普段同居していたらかなりのトラブルがあるのは
当然だと思っていました。

最初から同居していたのならまた話は別ですが
それでも、2世帯同居している人とでも
そのトラブル、というか価値観の違いにお互いが困っているという話はよく聞きます。

私は子どもは親を選んで生まれてくると信じている派なのですが、それでもやっぱり心痛みます。

この本はとくにチョコさんには読んでいただきたいです。
理由は読んでいただいたらわかると思います。
| 小径 | 2007/08/30 1:54 PM |



muupontmさん>「ネグレクト」は売り切れ続出なんですか?
ちょっとほとぼり醒めてからまた探しますね。

「自閉症だった私へ」は12年前
ちょうど震災の怪我で入院していたときに
友人が貸してくれて読みました。

犬!私も子どものころから大好きだったんですけど
最近の玩具みたいな小さな犬は好みではないんです。

とくに鼻ぺチャ系は苦手です。

チワワ系もいけません(>_<)
服着せたりなんかするのも嫌いです。

犬ややっぱり、ドーベルマンとかアフガン・ハウンドとか
シべりアン・ハスキーとか秋田犬とか、レトリバーもいいですね。
小型では柴犬ビーグル、コーギーまでかな。
でもやっぱり雑種が一番かも(笑)

なので、最近はあまり犬の写真本とか見なくなりました。

でもバックが「函館」なら許します(笑)
| 小径 | 2007/08/30 2:01 PM |


http://www.bunshun.co.jp/yakusoku/main.htm

↑こんなサイトが出来てました。
「犬と私の・・・」映画化決定!

読み終わってジワ~っと涙が。久々に「素直な良い話」だと思いました。
著者が「作家」と言うより「映画プロデューサー」なので、文章力を写真で補っているな・・・という感じもありましたが・・・

「函館の風景と共に、映像で見たい」と思っていたら、「映画化」でした。確信犯?(笑

主人公の少女の父親役は、「大杉漣」をイメージしてたらトヨエツでした。へ~

そうそう主人とも、「最近は犬!って感じの犬がいなくなったね」と話してました。
「元祖、犬」みたいなのが・・・
私も雑種が好きです。
| muupontm | 2007/09/01 9:01 AM |



muupontmさん>ご紹介のサイト見てきました。

ゴールデン・レトリバーなんですね。
これは許せます(笑)

このところ書店になかなか行けないので
今度行ったら、あれこれ探してみますね。

この本も気に入るかもしれません(予感として)
| 小径 | 2007/09/01 5:38 PM |

本の話題がいっぱいだ~♪

「僕はパパを殺すことに決めた」
なんて悲しいタイトルでしょう・・・。
うちにも浪人生がいるので、なんとなく想像がつきます。
エリートとは程遠いわが家では、殺人事件は起こらないですけどね。^^;
父と息子の微妙な距離とか、期待に応えようと必死になる姿なんかは共通しているかと思います。
時間があったら(これがなかなか・・・)読んでみたいです。
| ヤマジュン | 2007/09/02 3:51 PM |



ヤマジュンさん>う~~ん、いえ、この事件は
一般的な家庭に起こる事件とは
ちょっと赴きを異にしています。

だからきっとエリートであるかどうか
とかではない、もっと違う種類の問題を
世の中がそろそろ自覚しなくちゃいけない時期に来ている
ことを痛切に感じさせてくれる事件だと思います。

お忙しいとは思いますが
読んでいただきたい本です。
| 小径 | 2007/09/02 8:04 PM |

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