![]() 2007.06.21 Thursday
「ジョン・レノンに恋して」読了
380ページの分厚い本でしたが
物凄く面白かったです。 ジョンの最初の奥さんのシンシア・レノンが初めて書いた 本格的な自伝です。 10代で出会ってから、ビートルズがデビューするまでの部分は 沢山の出来事が事細かに書かれていて 懐かしい人の名前もいっぱい出て来ました。 ずっと疑問に思ってたことの謎も随分解けた気がします。 訳者の後書きにも書いてありましたが 「ジグソー・パズルのピースがこれでやっと埋められた」感覚です。 でも、オノ・ヨーコが出現してからの話は 以前私はヨーコ側から書かれた物を読んだのとは全く違っていて いったいどっちが真実なのか?かなりのショックを受けました。 読み終わってから考え込んでしまったくらいです。 でも、結論としてはどっちも真実なのではないか、と思いました。 同じ出来事も置かれた状況が異なれば受け取り方も違ってくるだろからです。 ただ、ヨーコという人はかなりの策略家で 目的のためには手段を選ばないような冷徹なところがあるのですが シンシアはもともと田舎の純朴な女性で 性格に影の部分を持ち合わせていない、人の良い人だと感じました。 この全く正反対の二人の女性の間をジョンがどういう理由で移っていったのか、その辺、私はかってな推測ですが 少しは解る気がします。 ただ、表向きに伝説として祀り上げられたジョン・レノン像は あれはヨーコの作品だと解りました。 本来のジョンは音楽的には天才だけど 「LOVE&PEACE」はどうなんだろう?という気持ちです。 TAKUROさんがこれを読んだらどう感じるか聞いてみたい気がします。 激動の人生を送ったのはジョンだけだったわけでなく シンシアも息子のジュリアンも波乱万丈な人生だったのですね。 ジュリアンは現在はもう40歳を越していて ヨーロッパでレストランを経営し、音楽もやっているとか。 そのほかの人達のその後の人生も書いてあって 本当に面白くて時間があればもっと一気に読んでしまいたい本でした。 ![]() |