![]() 2005.09.15 Thursday
これで古典がよくわかっちゃったかな?
![]() 橋本治さん。この方、あの有名な「桃尻語訳枕草子」を書いた人です。 以前から読んで見たいと思いつつ、なかなか縁がなかったのですが 少し前に書店でこの本をみつけました。 なんだかハウツー本のような感じですが、違います。 凄く面白いので、友人に貸したらその人も絶賛!! 二人で本を前に話が盛り上がりました。 実を言うと、私は古文、漢文が大の苦手なんです。 なぜかと言うと、高校1年から2年になるときに転校を余儀なくされて 前の高校では、古典は「作品を読みながら随時文法をやる」だったのに、 次の高校では「1年で文法だけを終わってしまい、2年から読みに入る」 だったので、2年になったときに同級生は知っている文法を殆ど知らず、教わらないのですっかり嫌気がさして、放棄しました。 現代国語は大好きだったし、こんなに文章を書くのが好きなのに、あれが躓きの石でした。 そんな私がこれを読んで古文が解るようになったのか?というと そんなわけはなく、今までのように敬遠して毛嫌いしなくてもいいという気持ちになったのは確かです。 例えば「兼好法師はホントにおじさんか?」 なんていう章があって、この人「おじさん」じゃないらしいのです。 ホントは「吉田村のうらべかねよし君」という青年だったらしい。 とかですね。びっくりするようなことが一杯書いてあって面白かったです。 さて、実は著者の橋本治さんは、私の小学校の同級生のお兄さんなんです。 うちの近くの牛乳屋さんでした。 ある日その牛乳屋さんの前を歩いていると綺麗なポスターが貼られていて 浮世絵風の男の人が振り返っているその背中には、桜の刺青が彫ってありました。そして 「とめてくれるな おっかさん・・・」という有名な文句が書いてありました。 知ってる人は知ってると思うのですが、 これ、東大の学祭のポスターだったのです。 「橋本さんのお兄ちゃんは東大に行ってる!!」しかも テレビや新聞でこのポスターが大きな話題になっていて 「あの有名なポスターを描いたのは橋本さんのお兄ちゃんなんだって!!」と騒いでいたのをよく覚えています。 しばらくして、桃尻語訳でまたひとしきり有名になりましたね。 この本の見開きに掲載されている写真は、妹さんである橋本さんによく似ている!と思いました。 今日の「やおよろず帖」和のお告げ 「こをろこをろ」 「海水をコロコロとかき鳴らす音です。 今はひたすら、『やるべきこと』をこなす時です。 『なぜやるのか』を考えるのはそれからで良ろし」 海水をかき鳴らすと「こをろこをろ」という音がするなんてびっくり! 笑っても「カンラカラカラ」だから、昔の人の表現はステキですね。 ![]() |