小径あるけば | 小径文庫

2006.04.29 Saturday

小径文庫

これは私の本箱です。
でも実はこれ食器棚で、震災の直後に住んでいた賃貸マンションに
大きな食器棚を置くスペースが少ししかなくて、
慌てて近くの家具屋さんで購入したものです。

その家具屋さんも震災でお店が全壊、ぺっちゃんこになった後だったので
仮店舗であまり品物がありませんでした。
なので選ぶ余地はなくてとりあえず買ったのですが、今だに愛用しています。
でも、上の写真、よく見ていただくとわかると思いますが
真ん中が少し下がっているんです。
重さに耐えかねてそうなってきていて、
ガラスの引き戸がちゃんと閉まらなくなってしまいました。

それ程満杯なのですが、この中だけに収めておこうと思うと、
すぐにどれかを捨てなくちゃならなくなるのです。
そのときにどれを処分するか、とっても悩みます。
この下にもまだ扉があって、そこには大判の物やGLAYのパンフなどが入っています。

近いうちに本物の書棚を買いに行かないと、もう限界みたいです。

昨日読み終わった「考えることから生きることへ」と読みはじめた「春の海」です。
前者はイギリス人でシュタイナー学校の「エマソンカレッジ」の創立者、フラシス・エドマンズが書いたシュタイナー思想の解説書です。
シュタイナーの原文は非常に難解なので、こう言う風に解説して貰えると
とっても解りやすく、前から知ってはいたことでも理解できなかったことが
「あ～、そういうことだったのか！」と納得するところが随所にありました。
付箋をいっぱい付けているのは、もう一度読み直し、線を引き、その中から
大切な部分はノートに書き写すように努力はしていますが、なかなか時間がありません。
そこまでしなくても、家にこの本を所持しておけば何か問題があったときに
「そう言えば、あんなことが何かの本に書いてあったからもう一度読んでみよう」と思うときには便利だと思いますし、
「何かの本」ではなく「あの本」に書いてあった、と記憶しているだけでも自分では良いことだと思っていたのです。

でも、シュタイナーはそう言う意味で基本的にデータバンクのようなのもは良くないと言っています。
なぜかと言うと「知ってる」というだけで、その知識が自分のものになっていないのに、「解ったつもり」になってしまからだと言うのです。

本当に理解したなら、もとの本はなくとも自分の血となり肉となり
それが己の行き方にまで入り込んで、
それを生かすことができなければいけないからです。
「知ってるつもり」になっているだけの頭でっかちの人間になってはいけないのだそうです。

今の世の中、頭でっかちの人間が多すぎますよね。
お受験なんかやってる子ども達にその予備軍が溢れているように思えます。

| komichi | - | 21:08 | comments(5) | - |

本の話、わたしの今日の日記とリンクしてました！
わたしも本がいっぱいになってて、処分なかなかできません。
一度ブックオフで売ったことがありますが、
処分するにもエネルギーがいります。

ＤＶＤありがとうございました。
またお世話になります♪

| tink-tink | 2006/04/29 10:59 PM |

私も今日、本と楽譜を整理していました。
本はまだいいのですが、楽譜がなかなか捨てられないです。
練習した思い出やこの中の1曲だけとかがあって、本があるのにコピーするのもと思いなかなかです。
高校生の時、好きだった漫画全刊も捨てるのにとても思い切りがいったので、図書館に寄贈することにしました。
図書館なら又読みたくなったら、読めるという思いがあって、まあ読まないと思うのですが。（^^;）
学生時代に何度も読んだものは特になかなか捨てられません。思い出や執着を捨てるのは本当に思ったよりパワーがいりますね。でも捨てたら本当にすっきりするします。
必要ないものを取っておくことは、新しい自分に必要な隙間を埋めてしまうので、それを捨てる事で新しい風が吹くという文章を読んでから、もう今の私には必要ある？ない？と聞いてないかな？？って答えが出たものは思い切って処分する事にしました。
次の難題は写真たちです。これはとても時間がかかりそうです。なかなか手がつけられないです。

| harumama | 2006/04/30 12:41 AM |

tink-tinkさん＞私もBOOK-OFFは私も前から使っています。
夫が読んだサスペンスを売りに行ってその代金で私の本を買ってきます。でも結局支払うほうが多いことになってしまします(~_~;)

DVDに他にも保存してますから、ご希望があったらご遠慮なく言って下さいね。

harumamaさん＞「楽譜」って、音楽関係の何をやってらっしゃるのでしょう？（興味深々）
私はコーラスを１５年やってるので、同じく楽譜は山のようにあります。「あ、い、う、え、お」順にわけてそれぞれ袋に入れて保存しています。

何でも捨ててすっきりする時もあるのですが、何年も全く必要なかったのに、捨てた途端必要になったりすることがあって、そんな時には「しまった～～！！捨てるんじゃなかった！」って思う、その瞬間が嫌なのですよね。

写真は捨てられないですね。
ときどき、自分が突然死とかしたら、誰にも見られたくないものがあるから、それは処分して置いた方がいい、と思うのですが（harumamaさんはまだお若いからこんなこと無関係かもしれませんけどね）
そんなときだけ焦ったように片付けよう！！って決心するのです。それを私は「捨てるモードに入る」と呼んでいます。

| 小径 | 2006/04/30 7:56 PM |

音楽はエレクトーンを小学校１年生から始め、途中からピアノも少しかじりだし、ドラムもエイトビートのさわりくらいなら叩いたりしていましたが、今となってはお家にその名残のピアノとエレクトーンを置いているだけです。
ピアノは最近やっと弾ける時間が少し持てるようになってきましたが、全然指、動かずです（特に左手）。
学生時代は結婚式（チャペル式）の歌と演奏をするバイトなどもしていましたので、人前で弾いたり、歌ったりするのは結構好きです。（というより大好きかも。。。）
高校の時にはエレクトーンとドラムのアンサンブルでヤマハのアンサンブルの大会にも出場したりして楽しんでました。
ピアノの練習はやり始めると止められないので、しかも邪魔されると殺気だつ(^^;）ので子供がいると邪魔されて本気モードに入っている私はとっても危険なので、今夢中になるのもちょっと考え物です。
音楽は大好きです！！特に弾くのが！弾くときは血が踊る感じがします。もちろん聞くのも大好き、気に入った音が鳴ると勝手に涙が出てくる事もしばしば、昔はそんな事なかったのですが、一人目の子がお腹にいる様になってから音楽で泣くようになりました。不思議です。

話は変わりますが、今日松井るり子さんの本図書館で見つけてきました（＾0＾）。
「幸せな子供」があったのでそれから読んでみます。
風水整理術の続編、「ガラクタ捨てれば未来がひらける」もあったので借りてきました。（^0^）
電磁波の事なんかものっていて又、これもおもしろそうです。スペースクリアリング（空間の浄化）についても書いてあって、自分でできるいろいろな事がわかりそうで楽しみです。欲しい情報はノートに取っていますが文庫本なのでよかったら買って手元に置こうかなと思ったりしてます。
イギリスの方の本だからか今まで私が思っていた風水とちょっと違う感じです。とっつきやすいです。
このゴールデンウィークは本いっぱい読みたいな～と図書館からたくさん仕入れてきました。
主人の実家に里帰りするのですが、田舎ののどかな所なのでゆっくり読書できそうです。子供達はおじいちゃん、おばあちゃん、お姉さんと遊んで実家では私にあまり寄り付かないので、主人の実家なのにいつも私までゆっくりさせて頂いてます。幸せに感謝です。

| harumama | 2006/05/01 8:55 PM |

harumamaさん＞ピアノ演奏なんですね。私も子どもの頃にはピアノは憧れでしたが、家の経済状態では習いたいなんて言い出せもせず。縦笛と木琴とカーモニカをうるさいほど弾いていた小学生でした。
それが１２歳でTHE　BEATLESに遭遇！！それ以来鑑賞一辺倒でした。

こどもさんの手が離れたら再開されたらいいですよね。
私も娘が中学に入ったときからコーラスを始めましたから。

ご主人のご実家でゆっくり読書に励んでねぇ～～＼(*^▽^*)ノ

| 小径 | 2006/05/02 8:23 PM |

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